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2009年02月01日

『一人よがりの映画紹介』VOL・3

『一人よがりの映画紹介』VOL・3こんばんわ、映画紹介のコーナー、今週もやってまいりました。

画材コーナーパレット松尾ですにっこり

「一人よがりの映画紹介」第3回目は

『シンドバッド 黄金の航海』 1972年公開 アメリカ

(監督 ゴードン・ハスラー、特撮 レイ・ハリーハウゼン

今回、古い作品で恐縮頼むですが、この映画をオススメいたします。

シンドバッドの冒険物語です。

話は主人公シンドバッドが伝説の宝キラキラを探して冒険の航海にでる

という典型的な筋。そこに、王様美女、国の支配をもくろむ悪い魔法使い

怪物たちといった必須アイテムを絡ませた王道の娯楽作品です。

実は映画そのものより、その特撮を紹介したいのです

特撮を手掛けたのは、人形(マペット)を少しずつ動かして

コマ撮りをし、怪物やマペット達を動かす

ストップモーションアニメーションの大家、レイ・ハリーハウゼンです。

もちろん、主人公たち人物は俳優が演じているのですが、

彼らに攻撃を仕掛ける怪物たちはぞの手法で創られ、

俳優の実演と見事なまでに合成され、素晴らしいシーンになっているのです。

この映画のなかでも、物語後半の6本腕の青銅(?)

カーリー神が出てくるシーンは特撮映画の本なら必ず採り上げる傑作シーンです。『一人よがりの映画紹介』VOL・3

6本腕すべてに剣を持ち、主人公たちと

チャンバラをするのです。現在の動きが

スムーズ過ぎるCGアニメと違い、マペット

の動きに独特のタメとムラがあります。

マペットそのものも、現実と見まがう程という

訳でもなく、やはりつくり物として目には映ります。

しかし、その造形美動きの全てにハリーハウゼン美的センスがにじみ出ていて、

芸術的素晴らしさです。マペットの指先にいたるまで、アニメイトして表現するハリーハウゼンの

姿を想像するとき、人間国宝級の魅力流れ星を彼には感じます。

これぞ、CGに相対する手技の至芸と申せましょう。

最後に出演は、ジョン・フィップ・ロー他、音楽は『ベン・ハー』などの音楽で有名な

ミクロス・ロージャ。ハリーハウゼンが手掛けた作品は本作以外も、

何本かレンタルビデオ店に並んでます。興味がある方はご覧くださいませ



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